真央がワールドで勝つために…

トリプルアクセルへの軌道に乗り、踏み切る場所を見定める！！その時に見せる…まるで獲物を捉え射るかのような…鋭く光る彼女の眼が好きだ。ローリー・ニコルによる穏やかなプログラムであろうと、その瞬間だけは戦士の眼になる。

その眼を捉えた画像を探したけれど「コレだ！！」ってのが見付からない…。で、部屋を見渡したら身近にドンピシャなモノがあった！！

コレコレ！！この眼ね！！

浅田真央の情報がほとんど入って来ない。ワールドへ向けストイックに練習しているのだろうけれど、身体の調子、調整具合、そしてモチベーション度合などが気になるところ…。テレビを見ていると多くのCMで真央に触れることは出来るけれど、全日本から1ヶ月あまり…そろそろ「真央ロス」と呼ばれる「真央のスケート禁断症状」が出始める(笑)。引退後のことなんか恐ろしくてまだまだ到底考えられない(´-﹏-`；)

今シーズンラストにして最大の試合！！ボストン世界選手権まであと2ヶ月弱…。今日は真央がワールドで勝つためのポイントを俺なりに考えてみたいと思う。恐らく、真央は引退を覚悟して臨むはずだ…。

ココに断言しよう！！真央が勝つための最大のポイントは…

ショートプログラムで確実にトップに立つこと(๑•̀ㅁ•́๑)✧！！！！！

うん、コレだ！！コレに尽きる！！とりあえずフリーは置いておいてイイ(笑)。例えゴールドやメドベデワがノーミスで75点出そうとも更にその上に立つこと！！自分が気持ち良くフリーへ行けるだけじゃなく、ライバルたちに「フリー絶対ノーミス！！」を強いる無言のプレッシャーを与える効果がある。

復帰初戦の中国杯ショート。史上最高難度構成を見た目ノーミスで滑り切り世界記録更新か！？とも思わせた。が、結果は71.73。エラーがあったとしても低すぎる点数。それを受け、フリーでショートのエラーを修正しようと試み失敗！！今思えばあのショートから狂いが生じた。以降の試合でセカンド3ループと3ルッツの呪縛に苦しむことになる。

3アクセルと3+3と3ルッツ、この3大ジャンプを一気にクリアしようとちょっと急ぎすぎた。アクセルの安定感やクオリティが素晴らしかったし、とりあえずコンビを確実な3+2にしておいてルッツのエッジ克服に集中！！試運転がてら、3A、3Lo+2Lo、3Lzからスタートしておけば、仮にルッツeになっても今季のアクセルが入れば74程度は出たはずだ。

ただ、ショートにルッツを入れるのは反対。ショートは得意なジャンプで固めて確実にノーミス&完成度を追求するべきだ！！復帰当初予定していた、3A、3F+3T、3Loを滑り込むべきだった。筋肉を付けたことでジャンプの高さが増しセカンド3Tの認定を受けやすくなったし、仮に2Tになっても問題ない。リスクのあるルッツよりも一番得意で加点確実なループを単独で跳び、アクセルも入れば世新に近い点、もしくはそれ以上の点が出る可能性は今季の鬼構成よりも高かったように思う。要は、メドベデワ構成の3アクセルバージョンだ！！

とにかく、急ぎすぎた…。まずはソチシーズンの構成で何点出るのかを見てみてから→上記の構成→最高難度構成と順を追って欲しかった。今季のアクセルのクオリティが凄まじかっただけに悔やまれる。中国杯フリーの3アクセルは真央史上、いや、男子を含めても最高美麗な芸術的アクセルで、あのジャンプ一本で4トーループ並みの点を叩き出した。

…んが、今更「〜すべきだった…」と羅列しても仕方がない。復帰早々、休養前以上のレベルで攻めた真央はアッパレだし、夢の構成を見た目ノーミスで魅せてくれた真央には感謝している。「私の演技はトリプルアクセルだけじゃない！！」…その想いは痛いほど伝わって来た(ToT)

果たしてどの構成でワールドに挑むのかまだ分からないけれど、とにかくショートノーミスで世新に近い点を出してトップに立つことが大事！！今季独走状態のメドベデワはまだ負ける怖さを知らない。宮原やゴールドが優勝するにはメドベデワのミスを待たなければいけない。ノーミス同士の争いになれば勝てない。現時点でノーミスのメドベデワにノーミスで勝てるのは浅田真央だけ。だから、メドベデワが75出そうとも真央は76を出す！！そしてプレッシャーを与える！！追いかける立場にさせることが大事！！

今季のショート♪「素敵なあなた」は明らかにボストンでの世界選手権を意識して選ばれたナンバーだ！！このあまりにも有名なジャズのスタンダードナンバーは音楽の街、とりわけジャズの盛んなボストンでアメリカ人のハートを鷲掴みにするはずだ。笑顔とともにノーミスで滑り終え、スタンディングオベーションを受ける真央が見られたら最高〜！！ヽ(^o^)丿

…と、ちょっとマジメに語っちゃったりしてそろそろムズ痒くなってきたんで…

俺が真央にどーゆー風にワールドに臨んでもらいたいかっつーと…