「愚か者には頭(こうべ)を垂れよ!!」
怒らないということ。
怒ったところで相手の感覚を変えるのは至難の業。
まして謝らせようなど無駄にエネルギーを消耗するだけ。
見ず知らずの他人を変えられるほどこちらも出来た人間ではない。
怒りが口を衝いて出るのをグッと堪える。
グッと堪えて笑ってみせる。
「どうぞ、そのまま愚か者で居てください…」と言わんばかりに…。
怒りを堪える瞬間は莫大なエネルギーを要するけれど…
怒りに勝った5分後の気分は爽快である。
「愚か者には頭を垂れよ!!」
怒りに支配されて美しいモノを見逃さないように…。