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ハレルヤの♪ピアノ協奏曲第8068番

HARERUYA Presents...90%フィギュアスケート+10%戯言Weblog...

未来とアシュリーとアーニャ…


 
女子ショート第6グループ、未来→真央→アシュリーの流れは実に感慨深かった。

2010トリノワールドでショート1位未来、2位真央だったけれど、未来はその時以来のワールド帰還だ。そこでほぼノーミスの美しい演技を魅せた。ラスト、氷に片膝を付くポーズ…しばらく動けない未来…会場はオールスタンディングオベーション!!熱く込み上げるモンがあった。

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それにしても、未来は本当にスケートファンに愛されているな。キャラクターは違うけれど、アメリカの真央的存在なのかも知れない。そして、未来はスケートを心から愛しているね。

アシュリーも真央と同時期をともに戦ってきた盟友だ。アシュリーが真央の追っかけだったのは有名なハナシ(笑)。今季なかなかノーミスならなかったショートを完璧に演じた。歓びを爆発させるあまり思わず尻モチを付く彼女を見てまた熱いモノが込み上げた。

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20歳を過ぎたスケーターと10代のスケーターは何が違うのか!??

これまで経験してきた悲喜こもごものドラマが演じているプログラムに重なるところだ。感情に訴えかけてくる"モノ"が10代とは違う。

もちろん、競技である以上、勝敗は大事。でも、それだけじゃないところにフィギュア最大の魅力があると信じている。


コストナー、ワグナー、未来、そして、真央…来シーズン揃って見られたらこんなに嬉しいコトはない。

10代の女優ばかりじゃ、ドラマは成り立たねーだろ!??(笑)。


未来がTwitterに日本語で感謝の弁を述べている。

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@mirai_nagasuさんのツイート(https://twitter.com/mirai_nagasu/status/715740743567085568?s=09)をチェック

未来が愛される理由がよく分かるね。フィギュアはスケーターの人間性が出るからね…。



もう一人、10代だけど感情に訴えかけてくるスケーターが居る…。


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ロシアのアンナ・ポゴリラヤ。

実力はピカイチながらなかなか安定せず常に3番手だった。圧倒的な演技をするかと思えば、圧倒的に崩れるコトも…。怪我もあった…。


最終グループ、地元のゴールドが超高得点を出し会場が沸く中、最終滑走者として登場した彼女は、圧倒的だった!!

ジャンプはすべてスピード、高さ、幅、着氷、流れともに完璧に美しく、動きは終始キレッキレッ!!ラストのタラソワステップを彷彿とさせる魂のステップでは感動でカラダがワナワナと震えた。

本来なら既に世界女王になっていてもおかしくない選手。今回こそ、ショート、フリーともに揃えばイイなと思う。

演技後、ピクリとも笑わないと思ったら、どーやら感極まっているみたいだ…(笑)。

今回の女子ショートでハレルヤ的ナンバーワン!!!(※真央は対象外。笑)